「年金を受給する人」と言われると、多くの人は定年又は定年再雇用後に働かなくなった人が受給する老齢年金をイメージすると思います。 「老齢により退職した人の生活保障のために支給する」というのが本来の目的なのであながち間違いではありませんが、働きながら年金を受給する高齢者が近年増加しており、このイメージは過去のものになりつつあります。 働きながら受給する老齢年金を「在職老齢年金」と言いますが、賃金と支給額に大きな関係があるため、人事労務としても知っておく必要があります。 そこで、今回は在職老齢年金についてわかり ...