疑問解消!人事・労務のQ&A(6)

Q6:リモートワーク下での社員の「打刻打ち忘れ」が、朝イチの会議等で打ち忘れていたのか寝坊なのか判断できません。
A:社員側のリモートワークへの適性が欠けていると思われます。

そもそもリモートワークは社内管理なしでも業務遂行が可能であるといった状況下で導入されるべき措置ですので、打刻忘れ等で直ちに支障が生じてしまうような業態であれば元来リモートワークには適さないものと言えるでしょう。打刻忘れや連絡不通となる社員が多いとなれば、社員側のリモートワークへの適性も現状欠けているものと感じられます。
どうしてもリモートワークを継続されたいという事であれば、少なくとも重要な会議等が有る場合には始業時の出社を義務付ける等、業務事情に沿った弾力的な運用に変えられるべきです。加えまして、社員に対しても連絡の徹底等指導教育を強化されるべきものと言えます。「忙しいから」「うっかり」タイムカード打刻等の勤怠記録をしない行為は職務怠慢、不履行とみなすぐらいの厳格さがあって然るべきです。

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