専門業務型裁量労働制とは|専門業務型裁量労働制19業務、労使協定届等をわかりやすく解説!

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専門業務型裁量労働制とは|専門業務型裁量労働制19業務、労使協定届等をわかりやすく解説!

「専門業務型裁量労働制」とは、労働基準法第38条の3に基づく制度で、業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量に委ねる必要がある業務として、法令により定められた19業務の中から、対象となる業務を定めていく必要があります。 前回、裁量労働制のひとつである「企画業務型裁量労働制」について取り上げましたので、今回は、「専門業務型裁量労働制」の概要、「専門業務型裁量労働制の19業務」について、分かりやすく説明していきます。 1.専門業務型裁量労働制とは 専門業務型裁量労働制とは、労働基準法 ...

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意味ない?労働組合・ユニオンの目的と役割をわかりやすく解説!労働交渉「春闘」って何?

毎年春になると行われる「春闘(しゅんとう)」。 労働組合が企業に交渉して労働環境の改善や賃上げ(ベア)要求をしているけれど、そもそも「労働組合」「春闘」とは何なのでしょうか?また、ユニオンの違いとは? 今回は、意外と知らない重要な役割を担う「労働組合」「ユニオン」の目的と役割、「春闘」などについて、わかりやすく解説していきます。 1.労働組合とは 「労働組合」とは、「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、すなわち、労働者が自分たちの手で自分たちの権利 ...

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2021年9月育児休業被保険者期間の要件緩和を詳細解説!2022年改正の有期雇用者・出生時育児休業(パパ産休)も!

2021年(令和3年)9月から育児休業給付金の支給にかかる被保険者期間の要件が緩和されました。 「要件緩和」ですので、これまで受給できなかったケースでも受給できることがあります。 今回は、2021年(令和3年)9月1日から施行された被保険者期間の要件緩和を中心に育児休業の給付手続について説明していきます。 また、2022年(令和4年)には、育休取得についての有期雇用者の要件緩和(2022年(令和4年)4月施行)や出生時育児休業(男性版産休)の新設(施行日:2021年(令和3年)6月9日から1年6ヵ月以内の ...

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【法改正対応】過半数代表者(従業員代表)の3要件と正しい選出手続きとは?

「時間外労働・休日労働に関する協定(36協定)」を締結する際に、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がない場合は、労働者の過半数を代表する者(過半数代表者)を選出し、労働者側の締結当事者とする必要があります。 今回は、労働基準法施行規則の改正点なども踏まえて、「過半数代表者になることができる労働者の要件と正しい選出手続き」などについて、簡単に解説していきます。 1.改正労働基準法施行規則 労働基準法の定めにより、「時間外労働・休日労働に関する協定(36協定(サブロク協定)」を締結するなどを行う際は、労 ...

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人事評価制度|職能・職務・役割・成果主義?等級制度の種類と特徴・メリット・デメリットを簡単解説

日本の人事評価制度は、時代の変遷とともに変化してきました。それぞれの時代に求められる役割を担う制度に変化してきた背景には、人事制度の何に主眼をおいてきたかということが重要になります。 人事担当者として、新たに人事制度を設計する場合、または人事制度を改定していこうと考える際に、それぞれの制度のメリット・デメリットを理解しておくことが肝要ですね。 今回は、これらの変遷を経て、現代社会でも多く普及されている人事評価制度の三大等級制度「職能資格制度」「職務等級制度」「役割等級制度」について、分かりやすく解説してい ...

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同一労働同一賃金|重要労働判例解説!ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件とは?

「同一労働同一賃金」(2020年4月1日(中小企業:2021年4月1日)より適用)では、正社員(無期雇用労働者)と契約社員(有期雇用労働者)との間の不合理な待遇差の解消をしていくことが求められますが、具体的に企業はどのような対応をすればよいのでしょうか。 今回は、「同一労働同一賃金」の判断基準となった2つの重要な労働判例「ハマキョウレックス事件」「長澤運輸事件」の概要について、分かりやすく解説していきます。 用語の定義 ここからの説明では、以下の用語を使用していきます。 正社員(無期雇用労働者)・・・期間 ...

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20代・30代・40代「働く女性の悩みランキング」トップ5!悩みの解決法とは?

社会における女性の活躍が進む中、働く女性の仕事の悩みは尽きません。 20代・30代・40代の働く女性は、仕事のどんな悩みを抱えているのでしょうか? もしかしたらあなたにも心当たりがあるのでは?共感できるポイントがありそうです。 今回は、20代・30代・40代の働く女性の悩みランキングを見ていきます。 1.20代・30代・40代「働く女性の悩みランキング」 20代・30代・40代の働く女性の悩みランキング、回答者264名中、97%の女性が「悩みがある」と回答しています。 ランキング第1位~第5位まで見ていき ...

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次世代育成支援対策推進法|2025年3月31日まで10年間延長!一般事業主行動計画策定・届出義務(労働者101人以上の企業)

日本における急速な少子化の進行等に対して、次世代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される環境の整備を図るため、「次世代育成支援対策推進法」が改正され、有効期限が10年間延長されました。 「次世代育成支援対策推進法」においては、基本理念を定めるとともに、国による行動計画策定指針、地方公共団体・企業(事業主)による行動計画の策定等、次世代育成支援対策を迅速かつ重点的に推進するために必要措置が講じられています。 今回は、「次世代育成支援対策推進法」の概要、「一般事業主行動計画」などについて、分かりや ...

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退職金一時金?退職年金?退職金制度の種類・5つの計算方法とは?退職金規程作成の実務ポイントも解説!

東京都が2年毎に実施している「中小企業の賃金・退職金事情(2022年(令和4年)版)」調査によると、2022年(令和4年)12月現在、退職金制度がある中小企業は71.5%です。 同調査の2018年(平成30年)版では71.3%、2016年(平成28年)版69.8%、2014年(平成26年)版78.9%なので、退職金制度が無い会社が増えてはいます。 しかし、退職金制度は、従業員が就職先を選択する際の安定性の目安になるとも言われており、また、老後の経済的な負担が軽減されるメリットもあり、従業員満足度を向上させ ...

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人事労務|入社手続き書類テンプレ化のポイント+トラブル事例を簡単解説!

労務 採用

人事労務|入社手続き書類テンプレ化のポイント+トラブル事例を簡単解説!

社員を採用したら、労務担当者は速やかに入社手続きを開始しなければなりません。内定後翌日から入社、ということも少なくないかと思います。 急な入社にも対応し、迅速に手続きするためには、事前準備をテンプレート化することが必要です。 今回は、入社手続きの流れやポイントを、トラブル事例等を含めながら解説していきます。 1.採用決定後の手続き 採用決定後の労務手続きは、速やかに行うことが必要です。 採用部署と労務手続き部署が違うのであれば、内定報告書類もテンプレート化しておくと、スムーズに入社手続きを進めることができ ...

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