働き方改革 労務

出社したくない?!5月病の症状と原因・企業が取るべき対応策とは?

2019年5月8日

2019年5月ゴールデンウィーク(GW)は10連休と長期に渡ったため、例年の3倍ほど「出社したくない」人が増加したようです。そして「退職代行サービス」への依頼も増加しているとのことで、企業としては何か対策を打たないといけないですね。

とくダネ!(2019/5/7)

今回は企業を悩ます「5月病」について見ていきたいと思います。

 

1.5月病とは?

多くの企業が4月に新年度を迎え、新入社員を始め、人事異動や転職によって新しい職場で仕事をする人も増える時期です。

「心機一転、これからがんばって働くぞ!」と意気揚々と仕事に臨んでいた人も、新しい環境に身を置いたことにより、5月連休(GW)明けを境に疲れが出て、「会社に行きたくない」「やる気が起きない」という症状が現れることを、俗に「5月病」と言ったりします。

「5月病」は、もともとは大学に入学したばかりの学生にみられた、最初の5月ゴールデンウィーク後の心身の不調を名付けたものです。しかし、社会人にも同様の症状がみられるようになり、最近では、5月ではなく6月に同じような状態になる人が増加したため、「6月病」とも呼ばれたりもします。

「5月病」も「6月病」も正式名称ではありませんが、新しい環境にうまく適応できず、高いストレスを感じていた場合に「うつ状態」に陥る精神的な症状として知られています。

 

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2.5月病の症状ってどんな?

5月病の症状を見ていきましょう。主な症状は次にようなものだと言われています。

肉体的な症状

  • 頭痛・腹痛
  • 食欲不振
  • 眠れない
  • めまいがする
  • 動悸がする
  • 身体がだるい

精神的な症状

  • ネガティブ思考になる
  • 不安になる
  • 無気力になる
  • 焦りや苛立ち
  • やる気が起きない

 

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3.5月病の原因って何?

5月病は、新しい環境とそれによって引き起こされる高ストレスが要因だと言われています。

人によってストレス耐性は異なりますが、主な原因は次のようなことだと言われています。

  • 新しい環境に馴染めない
  • 人間関係がうまくいかない
  • 理想と現実のギャップをうまく消化できない

 

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4.5月病の対応策はあるの?

5月病の症状は一過性のものであり、適度な休息で改善される場合がほとんどと言われています。しかし、中には5月病をきっかけに長期的に休んでしまう人や退職してしまう人も出てきます。

休みが長期にならないよう、会社としては次のような指導をしていく必要があります。

  • 栄養のバランスがとれた食事を心がける
  • 充分な睡眠時間と質の良い眠りを取る
  • ストレスを溜めない
  • 軽い運動して自律神経を整える
  • ゆっくりと温めのお湯に浸かる
  • 信頼・安心できる人に話を聞いてもらう

 

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5.会社はどう対応する?

5月病の原因は様々ですので、プライベートな原因については対応できませんが、「新しい環境に適応できない」のが主な要因でもありますから、会社としては、次の点を把握できるような職場の仕組み作りが重要です。

  • 新しい所属先での人間関係はどうか
  • 新しい所属先での仕事が合っているか

併せて、事前に管理職研修や社内の労務勉強会を開催し、個々人ではなく会社として対応ができるように社員教育をしていくことも求められます。

 

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6.まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の大型連休明けは、仕事へ復帰するのに多くの方が苦痛を感じているようですね。連休中、どのように過ごすかという点も大事になってきますから、今回の経験を今後の参考にして対策を立てていきましょう。

 

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